言葉はエネルギー変換装置

Paletteの教室には、言葉についての掲示物があります。

そこには、

「言葉は、未来をつくる」

という言葉とともに、

「どうせ無理に決まってる」
「自分にはできない」

という言葉。

反対側には、

「どうしたらできる?」
「まずやってみよう」

という言葉が並んでいます。

なぜ、私は教室にこのような言葉を掲示しているのでしょうか。

それは、言葉には、自分の中にあるエネルギーの向きを変える力があると考えているからです。

言葉は、ただの言葉ではない

例えば、

「勉強しなきゃいけない」

と思っていると、勉強が「やらされるもの」になってしまうことがあります。

一方で、

「まず10分だけやってみよう」

と考えてみる。

すると、「これならできるかもしれない」という気持ちが生まれます。

10分できれば、

「自分にもできた」

という経験になります。

その経験が、次の行動につながっていきます。

つまり、

言葉 → 気持ち → 行動 → 経験 → 自信

という流れが生まれるのです。

私は、これを**「言葉のエネルギー変換」**と考えています。

「できない」を「どうしたらできる?」に変える

教育の現場では、言葉の使い方がとても大切です。

「数学が苦手」

という言葉を、

「数学のどこが難しいんだろう?」

に変えてみる。

「勉強しても成績が上がらない」

を、

「今の勉強方法のどこを変えたら、もっと伸びるだろう?」

に変えてみる。

「何から始めればいいかわからない」

を、

「まず何なら始められそう?」

に変えてみる。

言葉を変えただけで、問題そのものが解決するわけではありません。

しかし、言葉が変わることで、自分自身に問いかける内容が変わります

そして、問いが変われば、考え方が変わり、行動が変わっていきます。

子どもにかける言葉も同じです

子どもに対して、

「もっと頑張りなさい」

と言うことは簡単です。

でも、

「今日は何ができた?」

「前よりできるようになったことは何?」

「次はどうしてみようか?」

と問いかけることで、子ども自身が考えるきっかけをつくることができます。

教育とは、答えを教えることだけではありません。

自分で考え、自分で行動し、自分の可能性に気づいていくこと

私は、それも教育の大切な役割だと考えています。

30年間の指導を通して感じてきたこと

私はこれまで30年間、大学受験を中心に、多くの生徒たちの学習を指導してきました。

その中で感じてきたのは、成績を伸ばすために必要なのは、勉強時間や勉強方法だけではないということです。

もちろん、正しい勉強方法や十分な学習時間は大切です。

しかし、それと同じくらい、

「自分はどうせできない」

と思っているのか、

それとも、

「どうしたらできるだろう?」

と考えているのか。

この違いが、その後の行動に大きな影響を与えることがあります。

だからこそ私は、勉強を教えるだけではなく、生徒自身が自分の可能性を信じ、自分で考えて行動できるようになることを大切にしています。

それが、Paletteが教育コーチングを大切にしている理由の一つです。

言葉は未来へのスイッチになる

もちろん、前向きな言葉を使えば何でも簡単にできる、ということではありません。

苦手なことはあります。

失敗することもあります。

思うように結果が出ないこともあります。

そんなときに大切なのは、

「自分には無理だ」

と決めつけてしまうことではなく、

「では、どうしたらできるだろう?」

と、次の一歩を考えることです。

言葉は、自分の気持ちや考え方を変え、そして行動へとつなげることができます。

だから私は、

言葉はエネルギー変換装置

だと考えています。

「できない」を「どうしたらできる?」へ。

「やらなきゃ」を「まずやってみよう」へ。

「失敗した」を「何がわかった?」へ。

ほんの少し言葉を変えることで、未来へのエネルギーの向きが変わることがあります。

言葉は、未来をつくる

これは、私がPaletteの教室で大切にしている言葉の一つです。

勉強の方法だけではなく、勉強に向き合う「考え方」も一緒に育てていく。

それが、Paletteの教育コーチングです。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次