「あり方」で決まる

多くの受験生は、勉強の「やり方」、つまり、手っ取り早く成績が上がるノウハウ、方法論、テクニック、術、ばかり求めがちです。しかし、望み通りの結果を手に入れられるかどうかは、受験生としての「あり方」で決まります。

 

「あり方」とは?

 

その人の、勉強に取り組む姿勢や、情熱、本気度、覚悟、生き様のことです。

 

勉強に限らず、スポーツでも音楽でも、どんな分野でも、上達するための「やり方」を知るのは簡単です。プロになるまでに、「何歳の時から?」「どんな練習メニューを?」「1日何時間こなしてきたか?」など。しかし、その「やり方」を知ったからといって、誰もが同じようにプロになれるでしょうか?―――なれませんよね。

 

受験生も同じです。東大に合格した受験生と同じ参考書を使い、同じカリキュラムで勉強を進めても、同じ結果になるとは限りません。

 

なぜ、同じ結果にならないのかといえば、その人たちが成功した背景には、想像を絶するような努力や、人並み外れた情熱や覚悟によって、幾度となく限界を超えた経験があるからです。そして、遊びや恋愛、趣味、家族の団欒など、多くの人が経験するような、ささやかな幸せと引き換えに、その類まれなる才能が得られたのです。

 

では自分の限界を超えられた人は、どうしてそんなに努力できたのでしょうか?

その熱意は、どこから湧いてきたのでしょうか?

 

限界を超えるための秘密は「あり方」の中に隠されています。

「あり方」があるからこそ「やり方」が活かされるのです。

 

それなのに、こと受験勉強においては、「やり方」ばかりが重要視されて、「あり方」の大切さが見過ごされています。人は焦れば焦るほど、不安になればなるほど、「やり方」に走ります。そして、裏ワザ的な「やり方」の情報に踊らされるのです。受験生が「やり方」ばかりを求めるものですから、当然ながら、書店にならぶ本も、そのニーズに応えるように、方法論、ノウハウ、テクニック、術ばかりに偏ってしまうのです。

 

しかし、実際のところ、受験生が苦しんでいることは、「やり方」以前の問題です。

・「努力が大事」ということはわかっているけど、努力できない。

・勉強のやり方はわかっても、やる気や集中力が続かない。

・そもそも、何のために勉強しているのか、わからない。

・まわりのデキる受験生と自分を比べてしまって、自信が持てない。

多くの受験生が陥っているのは、このような「あり方」の問題なのです。

 

もし、今、あなた自身が、あるいは、あなたのお子様が、成績が上がらず苦しんでいるのなら、「あり方」や「やり方」を見直す時期なのかもしれません。

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